6月2014

R&D支援にて「UV硬化型樹脂の基礎と硬化過程の測定法及び評価・解析手法」の講演予定です。

講演会会社のR&D支援にて「UV硬化型樹脂の基礎と硬化過程の測定法及び評価・解析手法」と題して講演を行う予定です。

お申込みはこちらからお願いします。

 

https://www.rdsc.co.jp/seminar/140832

講座の内容

習得できる知識
・real time FT-IRを使用したラジカル系UV硬化型樹脂の反応率の追跡法
・シミュレーションによるUV硬化樹脂の反応率と収縮率の推定
・模擬UV硬化型3Dプリンターで作製された硬化物内の反応率と収縮率の分布
・ロールツーロールUVナノインプリントプロセスにおけるUV硬化樹脂の反応率と離型性の関係
・UV硬化樹脂のモノマー分子量と反応速度定数と架橋分子構造の関係
趣旨
 UV硬化性樹脂の開発に携わったばかりの方から、現場でフォーミュレーションの改良や物性測定をされている方、ジェルネイル、ナノインプリントや3Dプリンターで使われているUV硬化性樹脂に興味をお持ちの方を対象としています。
UV硬化樹脂は、硬化不良が出れば、照射強度を強くしたり、照射時間を長くしたりすることで、硬化が促進されほとんどの不良は解決されるのですが、わずか数秒間の硬化時間の中にもさまざまな研究要素があります。
当講演では、FT-IRやDSCを使用した硬化過程の測定法からはじめて、硬化過程のシミュレーションとその応用としてナノインプリントや3Dプリンターについて最近の研究を説明します。できるだけわかりやすく説明します。
プログラム
1.UV硬化過程の測定
1-1. UV硬化樹脂型樹脂の分類
1-2. ラジカル系
1-3. カチオン系
1-4. アニオン系
1-5. ラジカル系測定法の分類
1-6. real time FT-IRとは
1-7. real time FT-IRの詳細
1-8. FT-IRの干渉系
1-9. 干渉系の安定性
1-10. 試料光学系
1-11. Lambert-Beer則
1-12. 高い再現性を実現するための工夫
1-13. KBrのUV吸収の補正
1-14. ベースライン補正
1-15. UV照射のタイミング
1-16. UV照射前後のスペクトル増減
1-17. 再現性の検討
1-18. 照射時間と反応率の関係
1-19. 照射強度と反応率の関係2.UV硬化過程の解析
2-1. 暗反応解析の基礎
2-2. 暗反応解析による重合停止反応速度定数のフィッティング
2-3. 塊状重合における見かけの反応速度
2-4. Anseth-Bowmanモデルの説明
2-5. Anseth-Bowmanモデルを用いた重合速度定数のフィッティング
2-6. 未反応末端の定量評価

3.UV硬化過程のシミュレーション
3-1. ラジカル系の反応機構
3-2. 物質収支式
3-3. モノマー中の溶存酸素濃度の決定法
3-4. モノマー中の酸素の拡散係数の決定法
3-5 その他のパラメータの決定法
3-6 照射時間と反応率の関係について実験と比較
3-7 重合と停止反応速度定数の実験との比較

4.UV硬化過程のシミュレーションの模擬3Dプリンターへの応用
4-1. 3Dプリンターの応用
4-2. 3Dプリンターの分類
4-3. 3DUVプリンターの詳細
4-4. 3DUVプリンターの課題(反応率と収縮率の分布)
4-5. 模擬3DUVプリンターの説明
4-6. 硬化物内のUV硬化樹脂の反応率分布
4-7. 硬化物内の収縮率分布
4-8. 反応率分布に与えるUV照射強度の影響

5.ロールツーロールUVナノインプリントの離型性に関するトピック
5-1. ナノインプリントの応用
5-2. ロールツーロール方式とバッチ式の比較
5-3. UV硬化式と熱式
5-4. UV硬化式の課題(ナノ金型からの離型)
5-5. ライン速度とUV硬化樹脂の反応率の関係
5-6. UV強度とUV硬化樹脂の反応率の関係
5-7. ライン速度とUV硬化樹脂フィルムの表面弾性率の関係
5-8. UV強度とUV硬化樹脂フィルムの表面弾性率の関係
5-9. 反応率と表面弾性率の関係
5-10. UV照射方法と表面弾性率の関係
5-11. 100 nm以下のナノピラーのR2Rナノインプリントント

ANTECで発表を行いました。

1. Taki, Kentaro, Takuya Sato, Akira Haryu, Tetsuo Takayama, Hiroshi Ito, FLEXIBLE POROUS POLYIMIDE FILM FOR ULTRA LOW-k FPC, Conference paper of ANTEC2014, Las Vegas: SPE (2014).

Asia Coating Workshopで発表を行いました。

1. Taguchi, Takehiro, Testuo Takayaam, Kentaro Taki, Hiroshi Ito, Change of propagation and termination kinetics with temperature and molecular chain length, Asia Coating Workshop 2014 (ACW2014), Kobe, Japan, 35, May 9 (2014).
2. Kondo, Shunsuke, Tetsuo Takayama, Kentaro Taki, Hiroshi Ito, Effect of line speed on curing behavior of UV curable resin in Roll to Roll UV nanoimprint, Asia Coating Workshop 2014 (ACW2014), Kobe, Japan, 18, May 9 (2014).
3. Taki, Kentaro, Yoshihito Watanabe, Hiroshi Ito, Masahiro Ohshima, Numerical simulation of UV additive printing system, Asian Coating Workshop 2014 (ACW2014), Kobe, Japan, 9, May 8 (2014).

プラスチック成形加工学会で発表を行いました。

1. 村岡秀太, 高山哲生, 瀧健太郎, 伊藤浩志, 大島輝, 安達高広, ポリカーボネート精密射出成形における微細形状転写性と離型性の関係, 第25回プラスチック成形加工学会年次大会, 船堀タワーホール, G-212, 323-324, 6/4 (2014).
2. 田口剛大, 高山哲生, 瀧健太郎, 伊藤浩志, UV硬化樹脂の温度及び分子鎖長による成長速度定数及び停止反応速度定数の変化, 第25回プラスチック成形加工学会年次大会, 船堀タワーホール, E-102, 193-194, 6/3 (2014).
3. 近藤俊介, 高山哲生, 瀧健太郎, 伊藤浩志, ロールtoロール方式UVインプリントにおけるライン速度がUV硬化樹脂の硬化状態に及ぼす影響, 第25回プラスチック成形加工学会年次大会, 船堀タワーホール, D-214,185-186, 6/4 (2014).
4. 高山哲生, 山田佑美, 佐藤峻, 松葉豪, 瀧健太郎, 伊藤浩志, 有機結晶核剤の粒度分布制御によるポリ乳酸の結晶核形成速度の最適化, 第25回プラスチック成形加工学会年次大会, 船堀タワーホール, D206, 171-172, 6/4 (2014).
5. 山田佑美, 高山哲生, 瀧健太郎, 伊藤浩志, HAp/TCP/PLA複合材料の初期力学特性および加水分解特性に及ぼすHAp/TCP組成比の影響, 第25回プラスチック成形加工学会年次大会, 船堀タワーホール, C-105, 103-104, 6/3 (2014).
6. 志賀野明, 高山哲生, 瀧健太郎, 伊藤浩志, 吉沢行雄, PP/MMT複合材料の力学特性に及ぼす高せん断ひずみ速度印加の影響, 第25回プラスチック成形加工学会年次大会, 船堀タワーホール, A-210, 45-46, 6/4 (2014).
7. 東海林菜穂子, 高山哲生, 瀧健太郎, 伊藤浩志, 小林正俊, 現場重合型ポリアミドの重合過程における重合発熱と結晶化発熱挙動の測定, 第25回プラスチック成形加工学会年次大会, 船堀タワーホール, E-101,pp.191-192, 6/3 (2014).

高分子学会若手招待講演で発表を行いました。

瀧健太郎, ラジカル系紫外線硬化樹脂の暗反応解析と硬化過程の反応工学的モデル化, 第63回高分子学会年次大会, 名古屋国際会議場, 高分子学会, 5/29 (2014).