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月: 2014年12月
瀧准教授が技術情報協会で講演します。
UV硬化樹脂の材料設計における
最適な開始剤の選び方と硬化阻害・収縮対策
<14:00~15:20>
2.紫外線硬化樹脂の硬化過程の測定法
金沢大学 理工研究域 自然システム学系 准教授(テニュアトラック教員) 瀧 健太郎 氏
【講座の趣旨】
紫外線(UV)硬化樹脂が、紫外線の照射とともに硬化していく過程を測定する方法について、real time FT-IRとPhoto DSCを例に解説します。これら二つの手法は 代表的かつ簡便な測定手法として紹介される場合が多いですが、測定の原理やコツを知らないと、再現性の良いデータを得ることができず、データの解釈に困ることがあります。この講演では、測定の原理から説明し、測定中に気を付けるとよいことなどを実際の実験データを示しながら説明します。
1.紫外線硬化樹脂の硬化過程の測定法の分類
(1)分光学的手法
(2)熱力学的手法
(3)その他の方法
2.real time FT-IR法による硬化過程の測定
(1)測定原理
(2)光学系
(3)再現性を向上させるための工夫
(4)データ解析例(UV強度と照射時間)
3.Photo-DSC法による硬化過程の測定
(1)測定原理
(2)測定装置の種類
(3)再現性を向上させるための工夫
(4)データ解析例(UV強度と照射時間)
4.硬化過程のモデル化と数値シミュレーション
(1)モデル式
(2)モデルのパラメータの算出
(3)暗反応解析
(4)酸素阻害反応のモデル化
(5)数値シミュレーション解析例
(5)モデル化の問題点
5.まとめ
(1)測定方法の違いとデータの解釈
(2)硬化過程の測定とモデル化
【質疑応答・個別質問・名刺交換】
http://www.gijutu.co.jp/doc/s_412252.htm
第22回日本ポリイミド・芳香族系高分子会議にてポスター発表を行いました。
第22回日本ポリイミド・芳香族系高分子会議にて研究発表を行いました。
ポリイミドの可能性を感じる興味深い会議でした。
1. 瀧健太郎, 針生暁, 高山哲生, 伊藤浩志, フレキシブル多孔ポリイミド膜の製造プロセスの開発とFPC, 第22回日本ポリイミド・芳香族系高分子会議, 東工大蔵前会館, 東京, ポスター番号P12, 予稿集ページp.27, Dec 1 (2014).