瀧研究室の学生向けの研究トピックスです。
瀧准教授が第7回製鉄・資源に関するWorkshop(還元研究会)にて講演しました。
これまでコークスのことばかり考えてきましたが、
高炉内でのコークスの分解挙動が
鉄づくりに重要であることを教えてもらいました。
奥が深いです。
瀧
1/24に瀧准教授が山形大学で講演します。
講演会名 International Commemorative Symposium of GMAP Center (Completion for Research Center) – Joint Symposium of Research Center of NGAP(YUCOE(E))
日時 2015年1月24日
場所 山形大学米沢キャンパス 百周年記念館
タイトル Kinetic Analysis of UV Curing System and Its Application
新年のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いします。
今年は金沢大学で瀧研究室が始動する年です。
実りのある年になることを願っています。
瀧健太郎
瀧研究室のロゴをアップしました。
瀧准教授が技術情報協会で講演します。
UV硬化樹脂の材料設計における
最適な開始剤の選び方と硬化阻害・収縮対策
<14:00~15:20>
2.紫外線硬化樹脂の硬化過程の測定法
金沢大学 理工研究域 自然システム学系 准教授(テニュアトラック教員) 瀧 健太郎 氏
【講座の趣旨】
紫外線(UV)硬化樹脂が、紫外線の照射とともに硬化していく過程を測定する方法について、real time FT-IRとPhoto DSCを例に解説します。これら二つの手法は 代表的かつ簡便な測定手法として紹介される場合が多いですが、測定の原理やコツを知らないと、再現性の良いデータを得ることができず、データの解釈に困ることがあります。この講演では、測定の原理から説明し、測定中に気を付けるとよいことなどを実際の実験データを示しながら説明します。
1.紫外線硬化樹脂の硬化過程の測定法の分類
(1)分光学的手法
(2)熱力学的手法
(3)その他の方法
2.real time FT-IR法による硬化過程の測定
(1)測定原理
(2)光学系
(3)再現性を向上させるための工夫
(4)データ解析例(UV強度と照射時間)
3.Photo-DSC法による硬化過程の測定
(1)測定原理
(2)測定装置の種類
(3)再現性を向上させるための工夫
(4)データ解析例(UV強度と照射時間)
4.硬化過程のモデル化と数値シミュレーション
(1)モデル式
(2)モデルのパラメータの算出
(3)暗反応解析
(4)酸素阻害反応のモデル化
(5)数値シミュレーション解析例
(5)モデル化の問題点
5.まとめ
(1)測定方法の違いとデータの解釈
(2)硬化過程の測定とモデル化
【質疑応答・個別質問・名刺交換】
http://www.gijutu.co.jp/doc/s_412252.htm
第22回日本ポリイミド・芳香族系高分子会議にてポスター発表を行いました。
第22回日本ポリイミド・芳香族系高分子会議にて研究発表を行いました。
ポリイミドの可能性を感じる興味深い会議でした。
1. 瀧健太郎, 針生暁, 高山哲生, 伊藤浩志, フレキシブル多孔ポリイミド膜の製造プロセスの開発とFPC, 第22回日本ポリイミド・芳香族系高分子会議, 東工大蔵前会館, 東京, ポスター番号P12, 予稿集ページp.27, Dec 1 (2014).
ヘレウスセミナーにて講演を行いました。
1. Kentaro, Taki, Fundamental analysis of UV curing process and its application: 3D printer, R2R nanoimprint, Noblelight Fusion Seminar 2014, Tokyo, Osaka, Heraeus K.K Noblelight Fusion Division, Nov 11, Nov 13 (2014).
成形加工シンポジア’14 新潟で発表を行いました。
1. 池田京平, 高山哲生, 瀧健太郎, 伊藤浩志, 西野広平, 進藤有, 反応性添加剤を用いた㻼㻯㻛㻭㻮㻿ブレンドの相構造制御と物性評価, 成形加工シンポジア’14 新潟, 朱鷺メッセ, P-079, 451-452, Nov 14 (2014).
2. 志賀野明, 高山哲生, 瀧健太郎, 伊藤浩志, 吉沢行雄, 高せん断加工によるポリプロピレンナノコンポジットの作製と物性評価, 成形加工シンポジア’14 新潟, 朱鷺メッセ, P-080, 453-454, Nov 14 (2014).
3. 田口剛大, 高山哲生, 瀧健太郎, 伊藤浩志, 光源(UVLEDと高圧水銀ランプ)の種類がUV硬化樹脂の反応速度定数に与える影響, 成形加工シンポジア’14 新潟, 朱鷺メッセ, E-208, 257-258, Nov 15, 11:30-11:50 (2014).
4. 江川知史, 高山哲生, 瀧健太郎, 伊藤浩志, 溶融押出ロールインプリントにおけるフィルムへのマイクロ・ナノ表面転写とその構造評価, 成形加工シンポジア’14 新潟, 朱鷺メッセ, A-201, 25-26, Nov 15, 9:00-9:20 (2014).
5. 鈴木将平, 高山哲生, 瀧健太郎, 伊藤浩志, 京谷隆, アルミニウム陽極酸化膜を利用した高分子ナノ繊維の作製とその構造評価, 成形加工シンポジア’14 新潟, 朱鷺メッセ, E-207, 255-256, Nov 15, 11:10-11:30 (2014).
石炭からのコークス製造過程のシミュレーションに関する論文が掲載されました。
Taki, Kentaro, Hideyuki Hayashizaki, Kiyoshi Fukada, A Simplified Bubble Nucleation, Growth and Coalescence Model
for Coke Production Process, ISIJ International, 54(11), 2493-2502 (2014).
A Simplified Bubble Nucleation, Growth and Coalescence Model for Coke Production Process
コークス製造プロセスにおける気泡生成、成長、合一の単純化されたモデル
Kentaro TAKI,1)* Hideyuki HAYASHIZAKI2) and Kiyoshi FUKADA3)
1) Graduate School of Science and Engineering, Yamagata University, 4-3-16, Jonan, Yonezawa, Yamagata, 992-8510 Japan.
2) Process Research Laboratories, Nippon Steel & Sumitomo Metal Corp., 20-1, Shintomi, Futtsu, Chiba, 293-8511 Japan.
3) Steel Research Lab, JFE Steel Corporation, 1 Kokan-cho, Fukuyama, Hiroshima, 721-8510 Japan.
(Received on April 8, 2014; accepted on August 11, 2014)
Coke production process, which involves gas generation, cross-linking, gas foaming as well as solidification phenomena, is extremely complex and is difficult to model them without simplification. In this study, a simple phenomenological model was developed based on a gas foaming simulation model of polymer foaming, which enabled us to simulate the number density of bubbles and their distributed size. The model was extended to account their kinetics of bubble nucleation, growth and coalescence in nonisothermal chemical reactions of gas generation and cross-linking. The bubbles size and morphology obtained from the numerical simulation of two different coals agreed with the pictures of the experiment qualitatively. Five different coals were investigated to understand the relationship between the kinetic and final morphology of coke.
KEY WORDS: numerical simulation; interconnect pores; bubble growth.