ニュース, 博士ってどんな仕事?

高分子の構造と物性(講談社)

高分子の構造と物性という本が、講談社から出ています。

松下先生、佐藤先生、金谷先生、伊藤耕三先生、渡辺先生、田中先生、下村先生、井上先生という日本の宝のような人たちが溶液論から固体物性まで熱く語っています。教科書から熱さがこみあげてくる本てなかなか出会えないものですよね。

緩和時間が長いというのは、じっくりやる日本人の気質には合っていますね。

本文の内容については、また、後日感想を述べていければと思いますが、 「おわりに」に面白いエピソードがありましたので紹介します。 当初松下先生に遠藤先生から執筆の依頼があった時に、「式を使うな」という要求があったそうです。いかにも、化け屋らしいです。しかし、幾多の葛藤の末に、執筆者たちは、「この分野の学術を真に記述するためには、基本的な式は避けられない」というみごとな、それもごく当然な結論に至り、開き直り、この大作が出来上がったそうです。構造物性屋の心意気を感じます。構造物性こそが高分子の本流です。

話のレベルが下がるのですが、 学生への研究室紹介というのがあり、 ふと研究ってなんだろうと少し考えました。 以下の図のように、掘り下げる研究と広く浅く(水平展開)する研究があって、 研究室の中で両方行えるといいだろうなと、改めて思ったわけです。 ポイントは、その割合ですね。どうしても水平展開がやりやすいのですが、 深く掘り下げないと、研究領域は広がりませんね。

research

ニュース

新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いします。

今年は金沢大学で瀧研究室が始動する年です。

実りのある年になることを願っています。

瀧健太郎

 

ニュース, 講演予定

瀧准教授が技術情報協会で講演します。

UV硬化樹脂の材料設計における

最適な開始剤の選び方と硬化阻害・収縮対策

<14:00~15:20>

2.紫外線硬化樹脂の硬化過程の測定法

金沢大学 理工研究域 自然システム学系 准教授(テニュアトラック教員) 瀧 健太郎 氏

【講座の趣旨】
紫外線(UV)硬化樹脂が、紫外線の照射とともに硬化していく過程を測定する方法について、real time FT-IRとPhoto DSCを例に解説します。これら二つの手法は 代表的かつ簡便な測定手法として紹介される場合が多いですが、測定の原理やコツを知らないと、再現性の良いデータを得ることができず、データの解釈に困ることがあります。この講演では、測定の原理から説明し、測定中に気を付けるとよいことなどを実際の実験データを示しながら説明します。

1.紫外線硬化樹脂の硬化過程の測定法の分類
(1)分光学的手法
(2)熱力学的手法
(3)その他の方法

2.real time FT-IR法による硬化過程の測定
(1)測定原理
(2)光学系
(3)再現性を向上させるための工夫
(4)データ解析例(UV強度と照射時間)

3.Photo-DSC法による硬化過程の測定
(1)測定原理
(2)測定装置の種類
(3)再現性を向上させるための工夫
(4)データ解析例(UV強度と照射時間)

4.硬化過程のモデル化と数値シミュレーション
(1)モデル式
(2)モデルのパラメータの算出
(3)暗反応解析
(4)酸素阻害反応のモデル化
(5)数値シミュレーション解析例
(5)モデル化の問題点

5.まとめ
(1)測定方法の違いとデータの解釈
(2)硬化過程の測定とモデル化
【質疑応答・個別質問・名刺交換】

 

 

http://www.gijutu.co.jp/doc/s_412252.htm

ニュース, 業績

第22回日本ポリイミド・芳香族系高分子会議にてポスター発表を行いました。

第22回日本ポリイミド・芳香族系高分子会議にて研究発表を行いました。

ポリイミドの可能性を感じる興味深い会議でした。

 

1. 瀧健太郎, 針生暁, 高山哲生, 伊藤浩志, フレキシブル多孔ポリイミド膜の製造プロセスの開発とFPC, 第22回日本ポリイミド・芳香族系高分子会議, 東工大蔵前会館, 東京, ポスター番号P12, 予稿集ページp.27, Dec 1 (2014).

ニュース, 業績

成形加工シンポジア’14 新潟で発表を行いました。

1. 池田京平, 高山哲生, 瀧健太郎, 伊藤浩志, 西野広平, 進藤有, 反応性添加剤を用いた㻼㻯㻛㻭㻮㻿ブレンドの相構造制御と物性評価, 成形加工シンポジア’14 新潟, 朱鷺メッセ, P-079, 451-452, Nov 14 (2014).
2. 志賀野明, 高山哲生, 瀧健太郎, 伊藤浩志, 吉沢行雄, 高せん断加工によるポリプロピレンナノコンポジットの作製と物性評価, 成形加工シンポジア’14 新潟, 朱鷺メッセ, P-080, 453-454, Nov 14 (2014).
3. 田口剛大, 高山哲生, 瀧健太郎, 伊藤浩志, 光源(UVLEDと高圧水銀ランプ)の種類がUV硬化樹脂の反応速度定数に与える影響, 成形加工シンポジア’14 新潟, 朱鷺メッセ, E-208, 257-258, Nov 15, 11:30-11:50 (2014).
4. 江川知史, 高山哲生, 瀧健太郎, 伊藤浩志, 溶融押出ロールインプリントにおけるフィルムへのマイクロ・ナノ表面転写とその構造評価, 成形加工シンポジア’14 新潟, 朱鷺メッセ, A-201, 25-26, Nov 15, 9:00-9:20 (2014).
5. 鈴木将平, 高山哲生, 瀧健太郎, 伊藤浩志, 京谷隆, アルミニウム陽極酸化膜を利用した高分子ナノ繊維の作製とその構造評価, 成形加工シンポジア’14 新潟, 朱鷺メッセ, E-207, 255-256, Nov 15, 11:10-11:30 (2014).