ニュース

瀧研究室ではプログラミングのできる人,やってみたい人,挑戦したい人を募集しています。

瀧研究室の卒論では,実験装置を動かしたりデータを解析するためにたくさんのプログラムがパソコンで動いています。

現在のところ,これらのプログラムのほとんどは瀧先生が作ったり,直したりしていますが,これからは学生の皆さんにもぜひ挑戦してもらいたいと思います。初心者の人にも懇切丁寧に教えてあげますので,プログラミングに興味のある方は,ぜひ声をかけてください。

化学工学でもこれからは,プログラミングくらいできると仕事の幅が広がりますよ。

 

ニュース, 業績

成形加工シンポジア’17にて2件の発表

10月31日―11月1日行われました成形加工シンポジア’17大阪にて2件の発表を行いました。

1. 杉山武雅, 谷藤眞一郎, 村田隼一, 辻村勇夫, 瀧健太郎, 二軸押出機内充満率のラインレーザー測定と2.5D解析, 成形加工シンポジア’17大阪, 大阪国際会議場, B201&P82, November 1 (2017).

 

2. 瀧健太郎, UV硬化型3DプリンターCLIPの造形シミュレーション, 成形加工シンポジア’17大阪, 大阪国際会議場, D205, November/1 (2017).

ニュース, 講演予定

車田研一先生のセミナー

福島高専の車田研一先生に研究セミナーをしていただくことになりました。

日時 12月9日10:00-12:00
場所 金沢大学自然科学1号館4Fセミナー室
内容 コンクリート/モルタルの熱劣化の診断因子としての内部微細構造
概要
セメントはその製造に際して大量のエネルギーを必要とし,さらにその生成反応において多くの二酸化炭素を放出する.このため,コンクリートやモルタルでできた構造物が種々の要因で劣化することを強いられたとき,それがもはや使用に耐えうるものであるか否かを正しく判断するための診断的方法論が必要である.ここでは,熱劣化セメント材の使用の可否に深くかかわる,劣化要因とその程度診断に関係する熱変成現象をとりあげる.長時間高温に曝されたセメントベースの建材(コンクリート/モルタルなど)の強度の低下はインフラストラクチャーの維持管理上の重大なリスク要因である.筆者らは,日単位の長時間加熱を経たセメント系建設材料の圧縮強度の低下と,それに並行しておこる内部の微細構造の相関を実験的に検証した.その結果,300?Cから400?Cの温度領域で徐々に始まるCSH(ケイ酸カルシウム水和物)成分の脱水反応による水の発生がセメント部にナノバルーン状の孤立型ヴォイドを生成させ,圧縮強度を急激に低下させることがわかった.500?Cでは,発生する水蒸気の内圧の大きさのため上記の孤立型のヴォイドが外へ通じた孔(開孔)へ転化する.このため,いったん熱劣化したセメントの再水和による圧縮強度の回復は,加熱温度が500?C超のばあいに顕著になる.これは,開孔化により,外界から水が物理的に浸入しやすくなり,脱水和したケイ酸カルシウム部が再び水と反応し,健全な状態のセメントの主成分であるCSHへ再転化するためと考えられる.

車田先生は,わたくしの京大時代の恩師です。化学工学の可能性を常に追求されているご研究をされており,今回は,コンクリートやモルタルへの展開です。大変興味深いご講演になると思いますので,皆さん参加してください。

 

ニュース, 業績

第66回高分子討論会にて下記の4件の発表を行いました。

1.林亮太, 常石明日香, 瀧健太郎, ラジカル系UV硬化反応における酸素阻害による重合促進とナノインデンターによる表面弾性率の関係, 第66回高分子討論会, 愛媛大学, 2X11, Sep 21 (2017).
2.瀧健太郎, 3D プリンターCLIP の造形シミュレーション, 第66回高分子討論会, 愛媛大学, 1Z17, Sep 21 (2017).
3.瀧健太郎, UV 光源が UV 硬化樹脂のネットワーク構造に及ぼす影響に関する速度論的研究, 第66回高分子討論会, 愛媛大学, 2X12, Sep 21 (2017).
4.近藤弘樹, 瀧健太郎, UV硬化時のゲル化時間とUV照度及び架橋点間分子数の関係, 第66回高分子討論会, 愛媛大学, 3Pb032, Sep 21 (2017).

ニュース

反応工学特論Bについて

反応工学特論B履修者へ

瀧です。

みなさんAspen HYSYSのインストールはすみましたでしょうか。研究室のデスクトップパソコンなどでも指導教員の先生の許可が得られるのであればインストールしてみてください。教室にパソコンを持ってきて操作をしもらうことはほとんどありません。

Aspen HYSYSの操作方法を私が解説したものをYouTubeにアップしています。

Intro 課題の説明

001 ComponentとFluid Packageの設定
https://youtu.be/a3lEq5pjlPk

002 Reactionsの設定
https://youtu.be/VrmLhNaXlx8

003 Unit Operationの設定
https://youtu.be/tWO10UjBwHE

004 PFRから蒸留塔まで
https://youtu.be/UbZUaUOEzJs

005 Recycleの設定
https://youtu.be/u2KxB_ClwVU
明日の火曜日は,これらのコンテンツを説明していきます。

ニュース

企業向けセミナー開催のおしらせ

瀧研究室よりお知らせです。
 
8月28日東京にて瀧准教授がR&D支援にてUV硬化に関する有料セミナーを行います。UV硬化過程の測定法に始まり,架橋構造やシミュレーション実習なども行えるセミナーです。ご興味のある方はぜひご参加ください。
 

セミナー概要

略称
UV硬化型樹脂
セミナーNo.
170821
開催日時
2017年08月28日(月)10:30~16:30
主催
(株)R&D支援センター
問い合わせ
Tel:03-5857-4811 E-mail:info@rdsc.co.jp
問い合わせフォーム
開催場所
江東区産業会館 第5展示室
講師
金沢大学 理工研究域 自然システム学系
准教授・博士 (工学)  瀧 健太郎 氏
ニュース, 講義

移動現象論基礎補講のアップ

移動現象論基礎を履修している学生各位

昨日の補講のビデオをアップしました。
適宜ご覧ください。

再生に当たっては,HDモードで再生されることをお勧めします。

Ex 1.1-Ex 1.6 https://youtu.be/NwkXv0LhAso
Ex 1.6-Ex 1.9 https://youtu.be/hFz0iW3luJE
Ex 2.1-Ex 2.5 https://youtu.be/AHL2B-V7Q_4
Ex 2.6-Ex 2.8 https://youtu.be/MXmkLDx8qfQ
Ex 2.9-Ex 2.19 https://youtu.be/h28LjijLKp4
Ex 2.19 https://youtu.be/QRYLQVyk-eQ

Manabu Iguchi, Olusegun J. Ilegbusi, Basic Transport Phenomena in Materials Engineering, Springer Japan (2014)