2017年度は,1名の大学院生を福島からお迎えし,4人の4年生が研究室に配属されました。このため企業研究員1名,M24名,M14名,4年生4名の体制となります。本年度もどうぞよろしくお願いします。
瀧准教授がWCMNM2017で発表を行いました。
瀧准教授が2017年3月27日から30日開催されたWCMNM 2017にて論文発表を行いました。
1. Taki, K., A simplified numerical simulatio of continuous liquid interface production (CLIP) system as an additive manufacturing. In WCMNM 2017, Kaohsiung, 2017; pp 13-16.
Gelsympo2017で瀧准教授が学会発表
瀧准教授がGel Symposium 2017で一般講演を行いました。
1. Kentaro Taki, Hiroki Kondo, A scaling relation of gelation and radical generation ratesin UV-induced photopolymerization of multifunctional monomers, Gelsympo 2017, Nihon University, O-2B 12:00-12:15, March 7 (2017).
テニュア・トラック中間審査
先日行われました瀧准教授のテニュア・トラック中間審査の結果が通知されました。
「判定結果 A:概ね順調であり,このまま研究を推進して欲しい」
瀧准教授が化学工学会で発表を行いました。
瀧准教授が第82回化学工学会年会にて下記のタイトルで学会発表を行いました。
講演番号E114 UV硬化型3Dプリンター: CLIPの造形シミュレーション,瀧健太郎
Carbon 3D社の3DプリンターCLIP内部で起こっている現象について詳細に解析するためにUV硬化モデルを構築し,酸素濃度や反応率についてシミュレーションを行いました。
研究室にLEGO MINDSTORM EV3を導入
瀧研究室では,学生にプログラミングをスキルとして身に着けてもらうために,レゴのMINDSTORM EV3というロボットを購入しました。5台で20万円。もっと安いRaspiとかAruduinoも考えたけれど,完成度が高いのがレゴでした。
ロボットのプログラミングで学んでもらいたいのは,細かなテクニックではなくて,ゴールにたどり着くのにたくさんの方法が考えられるような問題で,アイディアをたくさんだして,試行錯誤して,ゴールに早くたどり着く力を養ってもらいたいからです。
研究の世界では,アイディアを試したいけど,リソースやお金,時間の制約がたくさんあるのが,現実です。限られた時間で,できることは常に限られています。そのような環境下で,最適な選択ができた人たちが,大きな成果を得られるのが研究の厳しさであり,面白さでもあります。
レゴは,その制約がほとんどない。いわばハイテクの砂場です。自分が思いついたアイディアを,ブロックで組み立てたり,すぐにプログラムしたりして,ロボットを動かせば,試したアイディアがよかったのか悪かったのか,すぐわかる。よかったらさらによくするにはどうすればいいか,考えればいいし。悪かったら原因を追究するために,また,新しいアイディアを考えればいい。
こういう経験を通じて,自分でアイディアを考えて,挑戦するマインドを自分の中に構築してもらいたい。少ない試行回数で,無数の選択肢から,一番良さそうなものを選び取っていき,ゴールに早くかつ正確にたどり着くスキルを養ってほしい。
これからは,AIに使われるか,AIを作るかで,年収が10以上違う時代になるはずだから,AIにできないことを人間は伸ばしていかなくては。
がんばれ,瀧研の学生たちよ!
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J Photopolym. Sci. Tech.に論文が受理されました。
1. Kentaro Taki, Shunsuke Kondo, Hiroshi Ito, Effects of UV Intensity, Line-speed, and Light distribution on Conversion and Surface Elastic Modulus of Roll-to-roll UV-cured Film, Journal of Photopolymer Science and Technology, (2017).